常陸太田市天下野町にあるこだわりの蕎麦屋「慈久庵」。
いよいよ常陸秋そばを味わえる。
竜神大吊橋に続く道にあるが、よくあるタイプの観光客相手の
蕎麦屋ではない。
焼畑農法で自家栽培し、手刈り、天日乾燥した物を石臼で粗
挽きして使っているそうだ。
初めての訪問。
晴れて暖かい火曜日の11:30、開店直後の入店で客は私1
人。
後から2組4人やって来た。
店内は土足厳禁でスリッパに履き替える。
店主からお品書きとおしぼりを受取り、好きな席に着く。
店内からは、こんなのどかな風景が眺められる。
「慈久庵コース」7品と「慈久庵特撰酒純米吟壌」を頼む。
店主1人で店をやっているようで、時間には余裕を見た方がよさそうだ。
「慈久庵特撰酒純米吟壌」。
鮮烈な香りで辛口のとてもおいしい酒。
蕎麦の実を塩と混ぜ発酵させた醤(ひしお)が付く。
粒々の食感が良く、しょっぱくておいしい。
「わさびの茎のおひたし」。
シャキシャキとした良い食感で、スッキリとした辛味のおいしいおひたし。
「自家製刺身こんにゃく」。
ショウガ醤油が付く。
モチモチッとプリプリッの中間のような食感で、サッパリとおい
しいこんにゃく。

「岩魚の一夜干し」。
頭から食べる。
骨もやわらかく、丸ごと食べられる。
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「そばがき」。
僅かにそばの実の皮が含まれ良い香りがする。
まずは何も付けずに食べてみる。
モチモチ~ッとして、やや緩い感じだが、そばの味が良くおい
しい。
味噌は濃く辛い、ネギはとても辛い。
少し付けるだけでおいしくなる。
味噌とネギだけで食べてもおいしい位だ。
「野草の天ぷら」。
パリパリでサクッとした食感のギシギシ。
微かな甘味を感じるスカンポ。
タンポポはふんわりとして、ナズナには軽い苦味と僅かな甘
味がある。
どれもおいしい野草の天ぷら。
ここまでの料理から、メインのそばに期待が持てる。
「せいろ」。
透明感があり、優しく繊細な感じがするそば。
良く言えばみずみずしい、正直に言えばちょっと水っぽい。
のど越しが良くおいしいのだが、香りも弱めで、私が想像し
ていた物とは違うそばだ。
そばつゆは薄く、そばとのバランスは良い。
そば湯はとても薄く物足りない。
「梅のシャーベット」。
季節により手作りのデザートが変わるようだ。
本日は梅のシャーベットと壁に張り紙がある。
梅の実の果肉が入って、かなり強い酸味が感じられる。
そば以外は大満足の蕎麦屋さんだ。
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慈久庵 茨城県常陸太田市天下野町2162
11:30~14:30 定休日 水・木曜日
慈久庵コース 7品 5350円
慈久庵特撰酒純米吟壌 1100円
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